アルバイト体験談
精肉対面販売
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向かないと思う仕事も気持ち次第 (女性24歳:アルバイト当時19歳)
●料理に役立ったマメ知識●
友達に頼まれて、繁盛期だけ、お肉屋さんで働いていました。対面方式で、お客様の指示どおりに肉を量って包んで、計量機から値札のシールが出るのでそれを貼って渡す仕事です。週6日で、ほぼ毎日8時間、働いていました。そう大変な仕事ではなかったと思うのですが、常に冷蔵庫の前にいたので冷えが厳しかったですね。
ひたすら、注文された肉を量って渡すだけの作業で、特別、得をしたということもないのですが、肉の量が一目見ただけで分かるようになりました。ひき肉はだいたい一掴みで100グラムとか、鶏のもも肉は1枚で250グラムぐらいだとか。あとはお客様の様子を見ていて、家族構成とか、献立でだいたい何グラムぐらいの肉が必要かも分かるようになりました。それまで料理をしたことがなかったから分からなかったのですが、今自分で料理をするときは、肉の量だけは、間違わずに買うことができますね。
●生の製品を扱うことの難しさ●
実は、それまで食卓に出される砂肝が食べられなくて…。単純に嫌いだったんですけど、自分が料理をしないものだから、砂肝がどういうものか、見たことがなかったんです。だから、生まれて初めて売り場で砂肝を見たとは、気持ち悪くて倒れるかと思いました。なるべく視線を外していたのに、お客様から注文が入ってしまい、びくびくしながら包みました。もちろん顔には出せないので、相当我慢しました。それでも、やっているうちに慣れてきて、それからは、砂肝も食べられるようになりました。
ほかに苦労したのは、肉をうまく皿に盛っていくこと。お客様の目の前でやっているので、少しでも手元が狂うと嫌な顔をされるのが辛かったです。他の食品と違って、生の製品なので、お客様も神経質になっているようでした。手際よくやれるようになると、そんなことも減ったのですが、生の製品を扱うということは、なかなか難しいことなんだな、と実感しました。
●嫌な仕事も楽しんで●
正直、最初はあまり乗り気になれない仕事でした。
寒いし、肉の匂いが体に染みつきますし。でも、不謹慎かもしれませんが、仕事をゲーム感覚で楽しむことで、嫌だな、という気持ちをなくすようにしました。ひき肉をぴったり100グラムとか、きりのいい数字で量ることができるとちょっとうれしいのです。基本的に肉は何グラムといわれても塊や切り身だと微調整が効かないので、多めか少なめかでお客様に選んでいただくのですが、ひき肉は微調整がきくのでひとつかみでぴったりと掴めると嬉しかったですね。慣れてくると目分量でだいたいこれぐらい、と察しがつくので、それを量ったときに思った量とどれぐらい近いか、ということをお客様がくるたびにやっていて、最後のほうは完全に楽しんでいました。
職種にもよりますが、自分の考え方次第で嫌な仕事も楽しむことができるようにするといいですね。